インタビュー Vol.2
- 「国道から入った瞬間、すごい所だなと思いました」…と香苗さん。
空き家バンクで探し始めた田舎の家。
友人も多い上田・長野周辺でと思ったものの東京に出易く県内どこへ行くにも地の利が良いと白羽の矢が川島に。「雪の日だったんです。大家さんが長野市からわざわざ来てくださって。炬燵に火を入れ、漬物やお菓子を並べて待っていてくださいました。夏になって、大家さんと一緒に泊まって、家の歴史とか大切に管理されてきた思いとか伺っていたら、親戚の家に来たような…」大家さんの気持ちに感動し賃貸契約。
今は東京と「半々」の生活もやがては「工房を構えて、自分たちで育てた草木を原料に染色が出来たなら」と昌希さん。
「大家さんが、好きに使っていいよ」と残してくれた家具を有効活用し作品を並べています。東京に戻るたびに「土と山のない生活に違和感を抱くように」なったとか。「のんびり、ばてないように地域のことを覚えたいですね。